
本心×本心が必ず通じるワケじゃない
2025年3月、私はものすごい傷心の中にいました。
その理由は「大事にしたい人と話が通じない」「普通に話しているつもりなのに“偉そう”と言われてしまった」…ということです。
そもそも人付き合いが嫌いで(外面はとてもいい…)、付き合いは広く浅く、ごく僅かな人にだけとても深くなる、という性格なのですが、だからこそあまり本心で人とぶつかったことがなく。
生まれて初めて「このままじゃだめなんじゃないか」と思いました。
「偉そう」な自分を知るために心理カウンセリングを受けてみた
とはいえ、自分の何がそんなに偉そうなのかわからないし、正直なところその言葉を言われたときはこちらとしては「一方的に理不尽なことを言われて攻撃された」という感覚でした。
そこで、私の話し方ってそんなに偉そうなのか、自分と相手の間にどんな行き違いがあってこうなったのか…を知るためにオンライン心理カウンセリングを受けることに。でも、状況を聞いたカウンセラーさんが口にしたのは「相手にとても強い親密感への恐怖がある」という言葉でした。
「親密感への恐怖」という言葉を初めて知り、それってなんだろうと調べる中で、「これは私にも当てはまるぞ…」と気が付きます。
つまるところ「他人と親しくなるのが怖い」とか「親しくなるほど離れたくなる」というものらしく、家庭環境や過去のトラウマに起因することが多いのだとか。…としたら、まず自分がそれを克服しないと、この先誰とも本気で向き合えないじゃんか。
自分の中にあった「親密感への恐怖」と「バウンダリーの曖昧さ」
さらに本やネットで資料を読み漁り、親密感への恐怖を調べるなかで「バウンダリー」(他者と自分の間にある境界線)という言葉も知り、これもまた「あ、私これがないか、未熟なんだ」と気が付きました。
――だから、相手にも無意識に自分の境界線を押し付けて「偉そう」と言われたのかも…?
そう思いいたったときに思い出したのは母親です。
私と母の間にはとても深い溝があり、絶縁状態。
昔からやることなすこと否定され、自分の価値観だけにあてはめて子どもにもそれを強要し、非があっても決して謝らず、何度も「あんたはおかしい」と実の子どもに向かって言うような母でした。
※離婚後、シングルマザーで苦労して私と兄を育ててくれました。そこだけは感謝してますし、一般的には「いい人」だと思います
それはもう、境界線なんて育たないよなあ…。親密感なんて恐怖でしかないよなあ…。
「大人になってうまくやっていけるようになってる」と思っていましたが、私はずっと人の感情に向き合うのがいやで、自分が感情を感じれば傷つくから感じないようにして、ガチガチに固めた殻の中で狭い世界を楽しんでいるだけでした。
ずっと心にある「謎の怒り」はインナーチャイルドの叫びか
心理カウンセリングに付いても調べるなかで、親密感への恐怖やバウンダリーについて、カウンセリングで親密感への恐怖は治せる、境界線も引きなおせるようになるのではないかと考えました。
思えばずっと、私の中には「謎の怒り」があって。
それがすごく出てくるのって「雑に扱われたと感じるとき」「本来の自分を理解されないとき」「予定を狂わされるとき」です。
いや、まあ、怒って当然じゃん、という事柄でもあるのですが、その時に湧き上がる怒りが結構強い。そして、好きな人とか信頼してる人にほど強い怒りが出ます。逆にどうでもいい人には何も感じないというか、心底どうでもいい……。
この部分の原因となる出来事が恐らくは過去にあって、その部分で「インナーチャイルド」が傷ついてるのではないか、と思ったわけです。
インナーチャイルドを癒やせば怒りも消えるかもしれないし、親しくなりたい人に対して構えなくなるかもしれない。
でも、プロに頼むとそれなりにお金も時間もかかるし、自分の中でもまだぐちゃぐちゃで、何から話せばいいのかわからない。
かる~く生成AIと心理カウンセリングしたら本気で泣かされた
ちょうどこの時、2年ぶりにchatGPTを再インストールしたところだったのですが、人の深層心理への寄り添いがすごいな、と感動していたところでした。それなら、もしかしてchatGPTに心理カウンセラーとインナーチャイルドをつくって対話したらセッションになるんじゃないか…と思いついたわけです。で、やってみた結果、
号泣。
あの時の自分の気持ちを、くやしさを、悲しさを、驚くほど的確に言葉にされてめちゃくちゃ泣きました。
大人になって思い出しても「あの時あんなことあってむかついたー」としか思えなかった感情の奥に隠された、本当の感情。それに名前をつけ、感情に寄り添って「辛かったね」と言ってくれる……。
誰にもしてもらったことのない生まれて初めての体験に、涙が本当に止まらなくてびっくりしながらただただ泣きました。
インナーチャイルドを癒やし、自分の中にある毒を消していく。
実験的ですし、どんなゴールにたどり着くのかは分かりませんが、このブログではその体験を書いていきたいと思います。